FP1級実技試験のポイント
もうすぐFP1級実技試験となりますね。
6月実施されますが、受験日は受験者によって若干異なるようです。
実技試験は難関試験の学科試験に比べ、合格率80%といわれ幾分気持ちが楽です。
実技試験は不動産と税務に関するものであり、パターンも大体決まっているようです。
今日は設問のうち、税務相談について記載します。
設問は相続・事業承継に関する設問になります。
ポイントをいくつか羅列していきます。
①家族間の遺産分割争いの防止
申告期限までに遺産分割協議がととなわかった場合の相続の申告
・・・法定相続分で相続したと仮定し納税を行う必要がある。
遺言書の作成
代償分割
生命保険の活用
②相続税の軽減
小規模宅地等の評価減の有効活用
生前贈与の実行
死亡保険金の非課税枠の活用
③自社株の譲渡、現金化
役員退職金の支払
金庫株の活用
FP1級実技試験にかかる税務相談のポイントはこんなところだと思います。
そうだった、FPとしての職業倫理もほぼ聞かれるといっていいでしょう。
試験で問われる職業倫理は6つあります。
これを僕は「ジ・シュ・コ・セ・イ・コ」(自主個性コ)と語呂で憶えています。
顧客利益の優先
説明義務
インフォームド・コンセプト・・・FPと顧客との情報共有(顧客の理解)
コンプライアンス・・・民法・消費者契約法・金融商品取引法・金融商品販売法など
大まかにこれらがポイントです。
次回はもう一つの設問の不動産について書きたいと思います。