2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

事業承継税制について

今回は何かと話題の事業承継税制について触れていきたいと思います。 事業承継は中小企業にとって大きな課題です。 このような課題を解決する一助となるべく税制も改正されていますが、課題はまだまだあります。 相続税の猶予概要(30年改正) 1.相続税の1…

FP1級実技試験のポイント2

今回はFP1級実技試験のうち不動産の設問についてのポイントについて少し書いていきます。 不動産についての問題は若干バリエーションがあり、相続・事業承継よりは絞りにくいですが、ここは押さえておくべきでしょうというポイントをいくつか挙げたいと思い…

FP1級実技試験のポイント

もうすぐFP1級実技試験となりますね。 6月実施されますが、受験日は受験者によって若干異なるようです。 実技試験は難関試験の学科試験に比べ、合格率80%といわれ幾分気持ちが楽です。 実技試験は不動産と税務に関するものであり、パターンも大体決まって…

生前贈与3

今日は生前贈与についての3回目です。 子や孫への贈与制度についての贈与として、結婚・子育て資金、教育資金贈与について紹介したいと思います。 ①結婚・子育て資金贈与 受贈者 20歳以上50歳未満の個人 贈与者 受贈者の直系尊属 限度額 受贈者1人につき1000…

税理士試験初受験

今年の税理士試験は簿記、財務諸表論を受験します。 ただ、僕が勉強開始したのは5月から。財務の素人ではありませんが、8月は間に合いません。今回は事前練習です。来年の8月に2科目合格します。 同時並行でブログやSNSで発信していきたいです。 当然、本業…

生前贈与の手法2

今回は住宅資金等資金の贈与について紹介します。 これは僕自身も利用した制度で、 受贈者が贈与を受けたときに日本国内に住所を有するなど一定要件を満たした個人で、贈与年の1月1日において20歳以上である者が対象です。 また、合計所得額が2000万円以…

生前贈与の手法について1

相続税対策としては様々な生前贈与の手法があります。 それらを紹介していきたいと思います。 今回は暦年贈与と相続時精算課税制度についてご紹介したいと思います。 ①暦年贈与は年間110万円の基礎控除額に相当する分を贈与する手法です。暦年贈与は親族でな…

相続空き家の特例

今日は空き家に関する税制の紹介です。 日本社会が人口減少で空き家問題が課題となって久しいですが、空き家相続に関する税優遇制度もあります。 これは、S56年5月31日以前に建築された被相続人が一人で居住していた家屋(区分所有物除く)およびその敷地を…

自宅(実家)の相続に利用できる特例

相続において、必ず絡んでくる財産が自宅(実家)です。 自宅(実家)を相続する場合に適用できる特例の一つをご紹介したいと思います。 「小規模宅地等の評価減」です。 これは被相続人(亡くなった方)が居住していた住宅の敷地(宅地等)を ①配偶者が取得し…

ブログ開始!

初めまして、FP1級技能士で宅建士です。 まだ税理士資格は勉強始めたばかりです。 税に関わるトピックスや税理士試験、会計について発信していきたいと思っています。 よろしくお願いします。